日本ではなぜYouTuber出身のメジャーなスターが生まれない?

海外ではYouTuber出身のセレブや著名人が多数活躍しています。日本でもYouTubeがきっかけでブレイクしたという芸能人はピコ太郎さんはじめ多数いらっしゃいますが、そのほとんどは元々芸能事務所に所属する芸能人なので、「デビューがYouTube」というとちょっと違う気がします。一方でYouTubeをホームグラウンドとする「YouTuber」と呼ばれる人たちは、最近はテレビで取り上げられることは増えてきてはいるものの、やはり「インターネット上の有名人」という枠からはまだ飛び出していない感じはします。

海外ではYouTubeの個人投稿を起点として活動をスタートし、大手メディアや事務所の目にとまることでメジャーデビューを果たすYouTuberもたくさんいます。今日はそんなセレブになったYouTuberたちと、彼らの昔のYouTube動画をいくつか紹介してみたいと思います。ビッグになるためのヒントが隠されているかも?そして日本と海外のインフルエンサーを取り巻く社会の違いも見えてくるかもしれません。

ジャスティン・ビーバー

YouTuber出身で最も成功したと言われるアーティストはやはりジャスティン・ビーバーでしょう。彼はまだ小学生の頃から歌と演奏に天才的な才能を発揮し、12歳の時にYouTubeにポストしたビデオをたまたま見かけたレーベルにスカウトされて、スターダムへ上り詰めました。YouTubeには当時のアマチュア時代のビデオがまだ残っています。

 

オースティン・マホーン

ブルゾンちえみの「キャリアウーマン」ネタで使われて日本でも一躍有名になったDirty Workのオースティン・マホーンですが、彼も実はYouTube出身のアーティストです。しかも前述のジャスティン・ビーバーに憧れてカバーソングをアップロードしているうちに有名になったという、まさにYouTuber輪廻転成というかなんというか・・・こちらも子供の頃からさすがの歌唱力です。

 

みなさんご存知でした?不思議なニッポン風監督、マイク・ディーヴァ

マイク・ディーヴァと聞いてすぐ分かる方はほとんどいないと思います。実はこんなニュースが出ているのを見て、私はその作風からこれは彼の作品に違いないと気づいたのですが、マイク自身についてこれまで日本ではあまり紹介されたことが無いようです。

マイクはYouTubeに独特の作風の動画を投稿し続けていた映像作家で、最近だとドナルド・トランプの日本風パロディ選挙ビデオがちょっと話題になっていました。

マイク自身もミュージシャンとして活動しており、これまで本人のPVや監督を務めたPVがアワードにノミネートされたりしています。今回のLA Metroの広報ビデオはかなり多くの人の目に触れると思うので、将来的に大ブレイク間違いなしのアーティストだと思います。

日本ではなぜYouTuber出身のメジャーアーティストが生まれない?

海外ではYouTuberはメジャーアーティストになるための登竜門として確固たる地位を築いているのですが、日本ではいまいちそこまで評価されていないポジションのような気がします。この違いはアーティストを取り巻く環境、たとえば言語の壁による視聴者数の違いだったり、こういった若手に仕事を依頼する度量のあるクライアントが存在するかどうかなどに左右されるとは思います。しかし個人的には、日本が他の国と一番違うのは「若い人が何か楽しいこと、新しいことをやっている時、大人や社会がどうそれに反応するか」という点なのではないかと思っています。これについて苦言を呈して、世の中の老害が・・・とか無粋なことを言うのはやめておきます。でも下記の動画を見てみてください。マイク・ディーヴァのごく初期の動画で、これがバイラルとしてバズったことにより一躍有名になるきっかけとなった動画です(このSexy Sax Man自身もAmerica’s got talentに出演しました)。日本だと・・・同じことやったら、なんか違ったことになりそうですよね?


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